狩リノ、時間ダ

Alien vs Predator』 2004年 アメリ
まだ日本で未公開なので一応ネタバレ防止。翻訳なしで見たので一部怪しい(といっても、ほとんどが「グモー」とか「シギャー」なんだけどさ)。
まず時間がかなり短い。90分程度。それにプレデターが弱すぎる。3人いるプレデターのうちあっという間に2人死亡。残った最後の1人も勝利の証をマスクにブランディング中にフェイスハガーに卵を産み付けられるという迂闊っぷり。いくら成人前?と言ってもあまりに情けない。続編も噂されており、それへの布石なのだろうか。パターンとしてはエイリアンvsプレデター+人間でお約束のエイリアンクイーンを葬るしかないよなあ、と思っていたらやっぱりそうだった。プレデターと人間がタッグを組むとはいっても、言葉は通じないのだし、圧倒的に戦力で劣る人間がどうやってプレデターと同格扱いになって絡むかが難しい。普通ならどちらかの餌食になって終わりになってしまうわけで怪獣映画で2体の怪獣のバトルに巻き込まれて逃げ惑う人間と変わりがなくてあまりにもつまらない。今回は主人公の女とプレデターが共闘体制になったのはなんと終了10分前というあわただしさ。この部分はもう少し長く、せめてあと10分は見せてほしかった。もしくは首からコーラの栓を下げていた考古学者をエイリアンの巣で見つけて一緒に逃げ出してラストまで生かすとか。プレデターに火炎を浴びせたウェイランド氏(ビショップ?)はどうなったのだろうか。