年金お化け

「年金納めないと妖怪に?」保険事務局広告に団体抗議(ソース:朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1203/016.html

納めたくても出来ない人がいるのに」との抗議に、同事務局は「配慮を欠いた」と陳謝した。

出た出た。でしゃばりお化け。「木を見て森を見ず」というのか「傷つけられた症候群」とでもいうのか。この手の話題に首突っ込むとあんまりいいことないのだが、「沈みかけてる船で、ぼーっとして何もしてない奴に『手伝え!バカやろう』と怒鳴ったら、横で病気で寝込んでる奴に『俺のことか!謝れ』と食ってかかられた」というのと同じだと思うのですが。要は「あんたのこと言ってるんじゃないじゃん」ということ。自意識過剰なのか、被害者根性なのか。あ、あと暇だからっていうのがある。
近頃「弱者」イメージを盾に自論を声高に主張する輩が多い。その論理がまっとうであれば問題はないのだが、バカが大声出してもそれなりに目立つから始末に悪い。戦後日本にはびこった「悪平等」の一例だと思う。PTA的とも言おうか。物事の見方が表面的、ステレオタイプで深みを感じない。自分の周りにもこの手の人種は一定の割合でいるのだが、あまり関わり合いにならないようにしている。単に時間がもったいないからだ。