ドラクエ7日記

今更ながらにドラクエ7を始める。4年くらい前に1回やったのだが、一向に強くならない主人公や、顔が怖すぎるムービーにやる気を大幅にそがれてしまい、結局カジノに入り浸って神経衰弱にいそしむという現実逃避に走って中断した覚えがある。結局当時の僕の中ではドラクエ7は『SIMPLE2000 神経衰弱(おまけでRPGっぽいのもできるよ)』という認識のままだった。筋金入りのヌルゲーマーであるため、攻略サイトを見い見い進めることにした。

グラフィックとかシステムとか、PS版ドラクエ4の使いまわし(嘘。逆です)。4のほうが若干操作性がいいかなと思う(当たりまえ)。画面をぐるぐる回さないと見つからないギミックが結構多い。前回途中でやめた理由のひとつが、「石版が見つからない」だったのでヌルゲーマーにはちと辛い。

他のドラクエ(3とか4とか)に比べて慣れてないせいか、序盤はシビアな気がする。7から各種補助系呪文が期限付きになったのも関係してるかも。あと、おなじみのモンスターのHPが他のシリーズと違う(バブルスライムとか)。で、やっとこさっとこ転職できるようになってから、なにになったらいいかはたと迷った。7の転職システムは6をベースにしているが、職業の数がダントツに増えている。前回途中でやめたのは「こんなに職業があるのに個々の職業のレベルアップスピードが6と変わらない」気がしたからだ。あと、メルビンを仲間にしたのが(多分)遅すぎて、そのスペックのあまりのしょぼさに憤慨したのも覚えている。「どとうのひつじ」が強いという話をネットで見たので主人公をひつじかいに転職させる。あと、神経衰弱をやりまくって主人公の防具を充実させて、炎のツメが割と早めにゲットできたのも今回割と楽になった原因だろう。炎のツメは道具として使ったときの効果が強すぎる。たいていボス戦で使うのだが、確実に成功しない「ひきさけ」よりも信頼できるしダメージも高い。あと、「どとうのひつじ」が強すぎる。覚えてからこればっかり使いすぎ。あ、あと「どとうのひつじ」が発動したときに、スライム4匹だとダークダックスみたいな立ち位置になってちょっと面白い。

※参考サイト ドラクエ7極限攻略データベース http://dq7.org/index.html

通常の攻略情報のほか、やりこみレポートもある。「低レベルクリア」とかの制限付きの攻略は、そのゲームの本質を理解していないとできないので、その解析によって得られた知見に基づいたゲームの評価がされていてとても興味深い。その多くは世間一般の評価とは異なっていて、彼らの報告からゲームの製作者側の意図のようなものが汲み取れるため、例えそのゲームをプレイしていなくても十分読み応えのある文章になっている事が多いからだ。